かつては高級リゾ−トに滞在する富裕層のみを受け入れていたモルディブ。それが2009年以降、一般住民の住む島での滞在が外国人にも許されるようになりました。滞在費はリゾ−トの10分の1。おかげで僕ら一般庶民にも手の届く旅先となりました。
この海に泳ぐ無数の魚達の中で、釣り人を最も熱くさせるのはGT、圧倒的剛力を誇る闘志の塊、ジャイアントトレバリ−。魚類最高峰ともいえるこのタ−ゲットをルア−やフライのキャスティングで狙うことができるフィ−ルドは世界広しといえどそう多くはありません。そのなかで最もアクセスのよいのがここモルディブ。こりゃもう、行くしかないでしょう!

乏しい陸地では農作物を満足に作ることはできません。その一方、圧倒的な広がりを持つ海は豊か、漁業は観光と並び、この国の基幹産業となっています。当然そこには我々スポ−ツフィッシャ−を満足させる魅力的なタ−ゲットも沢山。マグロやカジキといったビッグゲ−ムも泳ぐ、世界有数のフィ−ルドです。
流入河川の無い海の透明度は世界屈指。ダイビングやシュノ−ケリングでのぞく水中世界は色とりどりの魚で溢れ、暖かな海に漂うのは(釣りをしない人にとっても)至福の時間。




モルディブ共和国。赤道から北緯8度に渡り点在する1,200の環礁群。海抜最高点が2.4mということからも海とともにあるこの国の成り立ちは明らかです。広い空、白い砂、そして豊かな海の生態系がこの国の全てといっても過言ではありません。