本日良型の一匹。瀬戸内シイラの意地に賭け、いいファイトを見せてくれました。

ちなみにシイラはスペイン語ではドラドと呼ばれ、釣り師垂涎の的、南米に住むかの有名な黄金の魚と同じ名前をしています。わざわざ遠路南米まで行かずともむしろ安近短、こちらの瀬戸内版ドラドの方が・・

いや、そんな夢の無いことは言うまい。
派手な体色は澄んだ海によく映え、まさに水面ギリギリで捕食しているかのように見えます。しかし実際の泳層は1m程水面下である様子。幾分沈めたフライの方がしっかり喰ってくれるように感じました。

今回よく活躍したのは400grainのSinkTipラインと#10ロッドの組み合わせ。魚のサイズに対しては過剰気味ですが、元気の良い個体なら十分楽しませてくれます。
シイラといえば太平洋の大海原での釣りが連想されますが、お盆から秋口にかけては瀬戸内にも回遊してくるとのこと。

今回は先輩四名の末席に加えて頂いての出陣。瀬戸内シイラは初めての挑戦ですが知る人ぞ知る局地的有名人、達人さん
TMのご案内とあらば釣れたも同然です(ヨイショ)

沖の一文字を過ぎるうち、太陽が登りはじめました。暑い日になりそうです。
兄が寄せ、弟が釣る、兄弟たるものかくぞ
あるべし、そう背中で語る達人ブラザ−ズ。


その教え、しかと胸に刻みつけました。
(要するに、時々兄ちゃん貸して下さい。)
楽しい一日もこれにておしまい。

越前クラゲがお見送り。
徳山の街が見えてきました。
この日10匹を釣った大活躍フライ。フックサイズ#4/0、ボ−ルアイの重さは1/4ozというJIS規格を大幅逸脱した問題作。以前ナイルパ−チ用に巻いたものですが、その着水音が好みに合うのか沈下速度が興味を引くのか、こんなボロボロになってもまだ魚を呼びました。

(これを携えて意気揚々乗り込んだ翌週の太平洋では完璧なまでに見切られたことをここに懺悔しておきます。)
瀬戸内シイラの平均サイズは又長40cm、全長50cmほど。稀にメ−タ−級も出るとのことですが、大半はいわゆるペンペンシイラ、太平洋の大物には比べるべくもありません。しかし驚くべきはその力。同体重の鱒の倍の泳力は確実。近場で手軽に楽しめる素晴らしいタ−ゲットです。
達人兄者のティ−ジングのおかげで、うわずったシイラの群れが騒ぎ始めました。エメラルド色の魚影が錯綜して乱れ飛びます。釣るで〜!

やる気ありそうな魚に狙いを定め、その進路を直角に横切るようにフライを泳がせます。シイラの挙動を見やりながらの駆引きは緊迫感満点。引く、止める、引く引く引く!!うまくすれば黄金の矢が誘導ミサイルのように襲いかかります!
船はさらに20分ほど南へ走ります。右手に見える陸地を尋ねますと、なんと大分県の国東半島とのこと。いやはや、船の足ってあなどれませんね!

そうこうしているうち二番目のブイに到着。日は高く昇り、すっかり凪いだ海原を大きな貨物船が威風堂々過ぎてゆきます。

ここでもまずはルア−を投げて様子をさぐります。ほどなく達人さんの兄者のフック無しポッパ−にバイト!『おるおる、投げて!』 
朝焼けクル−ズで小一時間、最初の航路ブイに到着しました。太平洋で言うパヤオ同様、浮き漁礁となって魚を集めてくれています。まずはトップ系ルア−を投げて反応を探ります。
9月2日早朝、山口県防府港。

東の空がしらむなか、肌寒い空気を切って出発。今回の狙いはシイラです。
出演

達人Brothers
ミサゴさん
フィッシング仙人
シイラ、カンパチ、ヤズ、
遊漁船 飛翔 鈴木船長



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戦い終わって、空晴れて。
愚かな軍拡競争の通過点と笑うか、景気テコ入れへの尊い自己犠牲と讃えるか?
時折位置を変えながらもナブラは立ちつづけます。ミサゴさんの竿も快調に曲がります。ええ、存分に釣っちゃってください今だけは、家庭環境への配慮など忘れて・・・。
Fishy Trips
'06 夏の瀬戸内
果たしてリ−ルの逆転音!自称、『自然と家庭環境に配慮するFFマン』、ミサゴさんが竿を曲げていらっしゃいます。朝一番にカンパチらしき魚を惜しくも釣り落とされたのですが、今度はその分まで楽しくファイトのご様子。
早速釣友フライ仙人に小型のカンパチがヒット。成長するにつれ底〜中層に沈みますが幼魚のうちは表層を泳ぐのだそうです。なるほど。

勢いづいて一同フライを投げますが、この後は反応少なく早々に次のブイへ移動。いまひとつ釣れる気がしません。ここだけの話、僕は達人
TMが魚を釣る姿をまだ見たことがありません。