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この日は二人ともにジャスト40cmの大物グレイリング(双子?)が釣れ、満足な一日となりました。

また来年、この川の違う顔を見に来てみたいと思っています。
虫の羽化が始まるにつれ、午前中の沈黙がウソのように魚達の活性が高まってきました。

この時期ハッチする虫は#20以下の極小が多く、#18のフライではハックルを刈り込み小さめにしてもまだ不釣合い。ですが まあそこは魚にとってもちょっと大きめの御馳走に見えるのでしょう、
活発に反応してくれます。定位している魚にそっとアプローチする釣りは、サケのような大物釣りとはまた違う緊張感と楽しさがあります。
一匹目は産卵を迎えて婚姻色の出始めたSaibling(ブルック)30cm。魚の色で四季を感じるというのも釣り師の風流!?
お昼、やっと冷たい霧が晴れ、川の中にも陽光が射し始めました。するとさっきまで反応のなかった川面に、あちこちでライズが!よく見るとユスリカが流下しています。ヨーロッパに来て以来使う機会の無かった#18のバイビジブルを結び、定位している魚の上流にそっとキャスト。すると影はゆぅっくりと浮かんできて、一瞬迷った後、ついに『パクリ!』苦戦の後の一匹は喜びもひとしお!
水量も減ったせいか、澄み切った水の底には魚の影がちらほらと見えます。しかし渋い!ドライフライは勿論、ニンフを鼻先に流しても見向きもしません。

前回とは状況が違うのは冬支度の整った風景を見ても明らか。試行錯誤するうち午前の部は終わりに差し掛かりました。
5月の初釣行からしばらく。秋のクリムルにやってきました。今回はやや下流、Holzlaneralmから、前回の出発地点Muehleckまで、約3kmの釣りです。

10月初旬とはいえ標高もあって、朝の冷え込みは相当なもの。水温は6度と、びっくりな冷たさ。たっぷり着込んでスタ−ト!
第二回目釣行 - Oct. '02
この川は国立公園の中にあるため一般車両の乗り入れはできず、ふもとKrimmlの村からの乗合タクシーの利用(往復で約20euro/人)が唯一の手段。徒歩や自転車でハイキングを楽しむ人もおり、これなら道中Krimmlerfallの滝の圧倒的な景観を楽しむことができるでしょう。が、かなりの急勾配の道にはそれなりの覚悟と体力が必要です。
流れの強いところでは#10程度の大型のフライが、流れのやや穏やかな区間では#14程度が丁度よい感じ。川幅は広く、周囲は開けてキャスティング、遡行は楽。#3-4、8ft以上の長めのロッドが良さそうです。

水が澄み切った川この川ではニンフでのサイトフィッシングも楽しめます。普段水中で魚達がどう捕食しているのか勉強になるのは勿論、一部始終を目で追いながらの釣りはワクワクもの!
第一回目釣行 - May '02

五月晴れの爽やかな一日。魚影は極めて濃く、30cm前後の元気な魚達がそこかしこでドライフライに飛び出します。

Saibling(ブルック)とBachforelle(ブラウン)が半々。
40cm近い魚影もよぎり、期待をかきたててくれました。
白銀の嶺々に見おろされ流れるこの川。氷河の雪代が流れこむ盛夏を除いては水はジンクリアに澄み切り、晴れの日には空の青さとあいまって神々しいまでの雰囲気をたたえています。日本の清流の秘めやかな優美さや、北米の雄大な逞しい流れとはまた趣の異なる、アルプス独特の空気で釣り人を迎えてくれます。

Krimml国立公園の中に位置する上流域は海抜1600mという標高のせいもあり気候厳しく、さほどの大物は期待できないようです。が、過去にはブラウンの58cmというトロフィーの記録も。タックル選びが悩ましいところです。

イタリアとの国境を成して白く輝く連山はDreiherrnspitze、最高海抜3499m。ヨーロッパの屋根での爽快な鱒釣りを。