感動的な透明度。
合間ではリ−フに舟をつけ、シュノ−ケリング。
釣りに疲れたら泳いだり、お湯を沸かしてラ−メン食べたり、気ままに楽しめるのは個人チャ−タ−ならでは。
20kgにはちと足りないが、力強いファイトを見せてくれた一本。
活性の高い魚を拾いながら、なんとか良い一日にできました。
この日チャ−タ−したのはモルディブスタイルの船、Dohni(ド−ニ)。ディ−ゼルエンジンは非力でスピ−ドは出ませんが、大きな船体、日陰のある舟ゆえ、家族で出かけるには適したチョイス。一日借り切って$280はお値打ち価格です。
充実の一日を終え、港を散歩。バスロッドでポッパ−を引くと20cm程のメッキがイレグイ。いや、ま、もう十分なんですが、つい・・・




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空を飛んでいるような浮遊感。
ペンシルの誘い出しに横っ飛びバイトしたイソマグロ。

翌日は僕にとってのメインイベント、GTフィッシングの日。正月のスリランカ遠征を機に新調したZenaq Expedition 83S にTwinPower14000SWの組み合わせは圧倒的に軽量。いまだに01ステラを大事にしている僕ですが、そろそろ技術革新の恩恵にあずかり、楽な釣りをさせてもらおうという魂胆です。
一夜明け、モルディブでフルに過ごす初日は他のゲスト達と合流し無人島ピクニックツア−。海中にダイニングを設置してくれる楽しい演出に、茹で過ぎパスタはともかく大満足。
初日はこの島を散策、のんびりと過ごしました。この島自体は生活臭強く、魅力的なビ−チはありません。なかでは島北西の浜が比較的キレイ。早速フライロッドを振ってみると、根魚やヤガラ、ダツが釣れました。
舟前方のデッキは広く、二人までなら交互に投げ、同時に釣ることもできそうです。

ただ、やはり操船はかなりアバウト。リ−フに舟を近づけすぎてポイントを潰すことが多い。また速度の微調整が難しいのか、何度も口頭指示するのですが舟足が速すぎる。ジャカジャカ巻きの釣りならばともかく、誘い出しの釣りには『あと20m離れた軌道を半分の速度で流して欲しい』んですが、どうもそこがねえ(-_-;)
生活排水と無縁な無人島は透明度抜群。奥様とチビはシュノ−ケリングを、僕はフライロッドを携え小物釣りに。
Keyodhooはこれまた大変小さな島。東西に500m、南北300m足らずといった規模。北岸には島の玄関である港があり、宿はそこから30mほどの便利な位置に。
この島での滞在は、Jupiter Sunrise Lodge。ドイツ人オ−ナ−のゲストハウスは食事やアクティビティの評価が高く、釣りに関してもしっかりした経験がある様子。今回は前半5日間をこの宿に賭けてみました。

料金は僕ら家族三人につき$240/day。他の宿に比べやや高額ですが、これは全食事、飲み物に加え、毎日のシュノ−ケリングトリップ等、アクティビティ代も含まれての価格。その充実度からすると、非常にお得なパッケ−ジと言えます。
熱帯の空気に体も馴染んできた夕べ。お楽しみのディナ−タイムです。他の旅行者の高評価に期待過剰気味でやってきた僕らでしたが、確かにこれは頑張ってます。モルディブ料理とユ−ロピアン料理、品数多く、選ぶ楽しみアリ。肉や魚を目の前で焼いてくれるのも嬉しいポイントです。
空港ロビ−を出ると目の前は船着き場。宿から手配を受けたSpeedboatに迎えられ、約80q南に位置するKeyodhooまでは二時間の爽快クル−ズ。

安価な国営フェリ−も運行するル−トですが、火、木、日の週三便だけ、6時間の長い移動に時間を無駄にしてしまいます。Speedboatの場合$60/人かかりますが、便は毎日、時間は3分の1。賢い選択です。
前年初回訪問では首都Maleから近場、北Male環礁の島を訪問した僕ら。今回は入念な検討の結果、少し南に足を延ばし、Vaavu環礁にある島、KeyodhooとFulidhooを訪問することに。
初訪問から丁度一年。2月のモスクワは‐20c前後に凍てついた日々。だんだん日の出は早くなり晴れ間が射す日は増えてくる時期ですが、いや、もう待てない!

金曜仕事を終えて夜10時発のAeroflot便に乗れば、翌朝9時には青い海と空、燦々と照る太陽!動くな、今行くっ!
Fishy Trips
第二回釣行 - 1