松本船長の模範演技。

この日はほかにジグでツムブリ、帰りがけにはサバ、アジも釣らせてもらいました。
一時間ほど走った最初のパヤオ(浮き漁礁)は魚影薄く、ポッパ−を追う姿もまばら。数回チェイスがあった程度で小アジを撒いてみても水面は炸裂してくれません。

船長の判断でもう30分、二つめのパヤオへ。果たしてこちらは大盛況!いきなりドカ-ンときっついのが来るじゃあないですか〜!LamsonVelocity4に巻き込んだバッキング300mが一気に、というのはウソ.ですが。
お世話になった船長&相棒殿と一緒に。
また来年宜しくお願いします!
残念ながらウミガメは世界的に減少傾向、日本近海も例外ではありません。

最盛期の'90年には200頭もの母亀が大浜海岸で産卵したそうですが、以来十数年その数は減り続け、'05年には42頭、'06年には僅か2頭。そのどれだけが人的原因に拠るのかは目下研究中だそうですが、日和佐の皆さんは人口孵化や浜辺の清掃など、町をあげて保護の努力をされておられます。僕らもこの現状を真剣にうけとめねばなりません。全ての下水は海へ繋がっているのですから。

月光降り落つ太海原の傍ら。
真っ白な波が浜を洗っていました。




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隣接するうみがめ博物館、カレッタを見学。

飼育されているアカウミガメはもう50年近くもここで過ごしているとのこと。彼らを研究し、保護の機運を最初にもりあげた日和佐中の生徒さん達、お年を召された今もご尽力しておられるのには感服いたします。
たっぷり遊んで大満足。
港へ走る第五八千代丸の雄姿!
いや〜そやけど、ホンマよう引きますねえ!
又長で1mを越すような大物は出ませんでしたが、九月、晩夏の釣りとしては文句ない出来。
寝不足ゆえか、さっきまで酔い気味だったハム、釣り始めると一気に復活!リ−ルの逆転音に勝る妙薬はございません。
流石は太平洋、魚のサイズは二回りも大きく、オデコの張り出した面構えも迫力十分。
瀬戸内シイラの翌週末、過ぎ行く夏を惜しみ、太平洋、徳島県日和佐にやってきました。

この海域の大物狙いが面白いのは梅雨明けのころ。実は七月に計画していたのですが、悪天候で中止、延期となっていたのです。自宅からは五時間弱の道のり。決して近くはありませんが、仕事を終えて出発、翌朝の日の出は大海原で拝むというのは悪くない気分です。
港が見えてきました。
最高の遊覧クル−ズ!
お宿はうみがめ荘。鄙びた国民宿舎ですが、僕はその素朴な雰囲気が大好きです。お風呂のあとのビ−ル、海の幸の夕食は最高でした!ブログも。

目の前の海岸は六〜八月にうみがめが産卵にくることで知られています。上陸があった場合希望者は指導員の方と一緒に観察に連れていってもらえるそうです。いつかみてみたいものです!
日和佐のそば、奇岩の連なる千羽海岸。春から初夏にかけてはヒラスズキが狙えるフィ−ルドです。
‘高知県浮漁礁土佐黒潮牧場15号
 係船禁止 危険乗らないこと’ 
Fishy Trips
'06 晩夏の太平洋
散水をはじめると、興奮した魚達が船の周りを走り始めます。中には1m近い大型もみられ、その光景を見ているだけで背筋はゾクゾク!

ネット初登場、僕の親父も奮戦中。
(深夜の運転お疲れさまでした!)