すっかりサビのはいったヤマメの姿に、
近づく冬の足音を聞くかのようです。
慎重に歩を進めると、産卵を終えて絶命したシロザケの姿が。自然の摂理を考えさせられる光景です。
切ないほどに澄み渡った、秋の道東。
人影もまばらな渓を、気のむくままに
流してゆきます。
釧路に宿をとり、炉端焼きの屋台村へ。
テントの中は炭火の熱気と魚介類の焼ける
香ばしい匂いでムンムン(ポインタ−を当ててみてください)。釣れない憂さを美食で晴らせるのが北海道の魅力。
場所を変えて、牡蠣で有名な厚岸へ。
カキフライ丼、絶妙です。
場所を変えて、釧路湿原脇の小さな川へ。台風の増水の影響がまだ残り、中流域はまだかなり濁りが残った状態でした。
空港で見かけたほほえましい写真。厳しい冬、動物たちが元気に過ごしてくれることを祈りつつ北海道を後にしました。




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Fishy Trips
'09 秋の北海道 - 後編


北海道旅行の最終日。

目に痛いほど澄み渡った秋の青空。
最後にもうひと勝負したいものです。
一発大物を狙い、別寒辺牛湿原へ。

この季節遡上するアメマスと、あわよくばイトウを狙ってDHを振ってみたのですが、ストリ−マ−に元気にアタックしてくるのはエゾウグイのみ。残念ながら今回は完敗です。