早瀬の底をひたひたと遡上する魚達。
眺めているとなんだか釣る気が失せて、
早あがりとしました。
旅行もいよいよ中盤。
次の滞在拠点は初めて訪れる北見。

まずはオホ−ツクビ−ル館にて、珠玉の‘OKB’で中締めの乾杯を。




夏の北海道 4へ
工場では生キャラメルを作る様子をガラス越しに見学することができます。手作業につぐ手作業。大変なお仕事。
ふと思い返すとカラフトの釣りは4年振り。
最も小さいサケとはいえ、日本の誇る美しい魚に違いはありません。
次に狙うは道東、川カラフトマス。

まだ早い時期の釣りに不安もありましたが澄んだ流れの底を凝視すると、じりじり遡上する群れの影が。
情緒豊かな海岸線を二時間のドライブ。大学時代に単車で訪れて以来、実に久々の再訪を楽しみました。
まだハシリのこの時期、魚達は元気十分。
痛快なファイトを楽しませてくれます。
あたりに広がるのはのどかな牧場風景。
十勝の滞在を気分よく締めくくり。
立派な流れに寄せる期待に反し、釣れてくるのは手のひらサイズのチビヤマメばかり。ま、美しい天然魚のお出迎えに文句は言えませんが。
ここは普段から霧の多い土地。湿った冷気の中を歩いた後は、名物えりもラ−メンのぬくもりが染みます。
帯広にはゆったり二泊。

翌日は曇り。渓流に出かけるには気が進まない雰囲気。ここはひとつ気分転換に、襟裳岬を訪ねてみることにしました。
ハムの一匹は見事な体躯のオス。沢山の子孫を残して欲しいものです。(いじめておいて言うのもなんですが・・・)
Fishy Trips
'10 夏の北海道 - 3
しばらく川を歩けばいい感じに腹も減ります。中札内まで我慢して戻り、いまや十勝の一大観光名所、花畑牧場で昼食。
襟裳観光を終えた後は来た道をとって返し、広尾町にて一泊。

願いが届いたか、翌朝は青空。ふらりと訪ねた楽古川も夏の陽に輝いています。