サケの仲間では最小種とはいえ、平均2kg、フライをよく追う魚。それが丘から狙って釣れるのは我々日本人Flyfisherにとって大変貴重。

これがニジやコ−ホみたいに飛んだり跳ねたりしてくれたら、それはもう言うことナシなんですけどね・・・。
接岸して間が無い魚達はパワ−十分。ドラグを唸らせるファ−ストランは痛快の一言!
この日を〆てくれたハムの二匹目はウロコもこぼれそうな、白銀の一本。

娘のFlyfisherとしての成長ぶりを目のあたりにして、ママリンとしても感慨深いものがあったことでしょう!



夏の北海道4へ
男前のカラフトマス。
これを釣ってこその、夏の知床。
下山。(4時間がかり。結構キツかった)

帰り路、摩周湖へ。
羅臼から北東へ、相泊に車を停めて、
知床半島先端部のカラフトマス釣りに。

昆布番屋の前で出迎えてくれたのは、
お馴染み、みんなの人気者、『クロ』!
網走で一泊休んだ後、再び知床方面へ。斜里、国道244号沿いの山崎菜園に立ち寄りました。

直線道路の端にポツリとあるこの店、バイクや自転車旅行の人には丁度良い休憩所。僕も昔、バイク旅行の折、よく立ち寄った店です。自家栽培の野菜を使った軽食を食べさせてくれるのですが、そのトマトの甘さに感動!
昨年は雌阿寒岳に登った僕ら。今年は阿寒湖を挟んで鎮座する、雄阿寒岳を舞台に選びました。
羆が出ない限り、番犬というのは気楽な稼業なのでしょう。だいたいゴロリと寝そべっているクロですが、浜に釣り人が通りかかる度に、のそのそと起きだして挨拶に来てくれます。しかしこれがまた、カ〜ワイイんですわ・・・

ん?昨年よりちょっと太ったか?
(ポインタ−をあてると、一年前のクロの姿が)
夕日に映える摩周岳、カムイヌプリ。
5年前の秋に登った山です。
8号目を過ぎると、周囲は奇岩と高山植物の織りなす、荒々しくも神々しい世界。
初夏のアメマス釣りでお馴染みの『水門』脇から出発。太郎湖、次郎湖を過ぎると雄阿寒の足元。いよいよ本格的な登りの始まり!

足場は概ね良いものの傾斜はきつく、距離も雌阿寒より長い。さすがは阿寒の雄、本格派の山。(完全に巻きこみ事故、登山初心者のママリンですが、よく頑張りました。)
北海道旅行の楽しみのひとつが山登り。
中国地方の里山とは別格の、野趣豊かな
山を歩くのは、また格別の時間です。
旅館の夕食との関係で、この日は午後3時間だけの釣りでしたが、開始まもなく手荒なお出迎え。
Fishy Trips
'11 夏の北海道 - 3
5時間かけての登頂。

澄みきった青空。太陽はさんさんと暖かく、風はしんしんと冷たく。

冷たいビ−ルで、乾杯!
5合目を過ぎるあたりから樹木が減り、開けた眼下に阿寒湖の広がりが見渡せるようになってきました。

湖を超えて吹きよせる西風が火照った体を心地よく冷やしてくれます。