ほどほどに切り上げ、毎度お楽しみ、川北温泉へ。
恵みの雨に濡れそぼった体に、恵みの湯。
宿泊は今回も、駅前のロイヤルイン。
何度も書きましたが、とにかく朝食のクオリティが秀逸な宿です。室内が若干改装されていたのも好印象でした。
釧路、最高!
この日忠類川を釣る計画であった僕らにとって、これはまさに恵みの雨。標津岳方面ではまとまった降雨があった様子で、川はささ濁りのほどよい増水。それまでの高温渇水で遡上を足踏みしていた魚達が、瀬の中を力強く遡る姿が見てとれます。
翌朝は和商市場でお土産漁り。
花咲ガニをオトナ買い!
釧路へ着く頃には雨もあがり、涼しい宵。
今回も名物、岸壁炉端を堪能することに。
昼食の後は、新しい群れの遡上を期待して第一区間最下流部、忠類橋のプ−ルを釣りました。
川では水流があるぶん、海と同じ調子でやりとりしていると、本流に乗られて大捕り物になってしまいます。魚達を元気なままリリ−スするためにも、海よりもワンランク強いタックルで、少々強引なやりとりを心がけるべきです。ティペットにはモノフィラの12lbがベスト。
お盆を過ぎると秋風が立ち始めるのが道東の常。8月16日はそんな、夏の終わりを予感させる雨の一日となりました。

'11 夏の北海道 - 5
今回の忠類、一番の大物は64cm。
一瞬サケかと期待する量感でした。
川の釣りで早く勝負をつけるコツは、流れに対して直角、川岸方向にプレッシャ−をかけ続けることです。魚が下流側へ走って距離ができてしまった場合には、魚を軸に扇型を描くように自分が移動して、再び流れと直角に寄せられる立ち位置を確保するのが大切。(下流の魚を上流へ引こうとするのは力の無駄)