チロルの野山ばかり歩いていると忘れてしまいそうですが、オ−ストリアはかつて欧州の半分を支配した大国です。ウィ−ンには及ぶべくもありませんが、ここインスブルックでもかつてのハプスブルク家の栄華の一端を今日に垣間見ることができます。
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インスブルックはアスプスと都会の空気がほどよくブレンドされた街。釣りのフィ−ルドから近く、簡単に立ち寄れる気分転換の場です。
2018年6月、実に13年振りにオ−ストリアを再訪する機会を得ました。一週間の釣り旅行、その合間にここインスブルックに立ち寄り、街歩きを楽しみました。
Stadtturm、街の中心の広場に立つこの塔に登ると、インスブルックの町並みと周囲を取り囲む峰々が一望のもとに。
すぐ近くには王宮、また、貴族がお祭りを見物するために作らせたという黄金の屋根の物見台も見下ろせます。
石畳の路地にはカフェが並び、アイスクリーム屋さんが大賑わい。
アルプスを南北に抜ける交通の要衝、Inn川に掛かる橋という意味をもつこの街はハプスブルグ家の支配下で発展を遂げました。
冬の五輪開催地となるなど観光、リゾートの拠点として賑わい、街は小さいながら活気に溢れています。