北部ロシアとは異なる、荒々しくも美しいコ−カサスを満喫した夏休みでした。




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魅力的な渓流。かつては釣りも許されたそうですが、今は国立公園の規制のため釣り禁止。残念!
良い汗かいたあとは地ビ-ルで水分補給。
スイスアルプスにも劣らぬ雄大な山並み。好天に恵まれ連日のトレッキングを満喫しました。
次に訪れたのはTerskol同様、山岳ツ−リズムの拠点、Dombai。ここにも立派なリフトやケ−ブルカ−が設置され、気楽な山歩きをサポ−トしてくれます。
今日この地域、カラチャイ共和国の住民は大多数がイスラム教徒。モスクのある街並みはロシアの中にあって一味違う、独特のものです。
断崖の上に立つ、Shoana教会。ロシアで最も長い歴史を持つ教会四つのうちのひとつ。
コ−カサス地方原種の毛長牛。Dombai(バッファロ−)という地名の由来でもあるそうです。
良質の鉱泉に恵まれ、中世から著名人達の保養地として栄えてきた街。
人気の観光地、Kislovodskへ立ち寄り。
Terskolを拠点に三日の山歩きを終え一旦下界に降りてきた僕ら。アリゾナを思わせるダイナミックな景観のドライブは快適。時折出くわす牛や羊の群れには要注意ですが。
谷の南、グルジアとの国境を成す4,700m峰、Mt. Ushbaの北壁。
谷の最奥部から北に登れば、Mt. Elbrusの山容が見えてきます。万年雪に覆われた双耳峰、向かって左に見えるピ−クが標高5,642m、ロシアの、そして欧州大陸の最高地点です。
平坦なロシア。事実、首都モスクワのある北部はどこまでも続く平地です。一方ロシア最南部、グルジアやアゼルバイジャンとの国境地域にはコ−カサスと呼ばれる険峻な山地が広がっています。2019年8月、山歩きに出かけてみました。

まずは最初の拠点Terskolの村へ。ここからは旧式ながら長大なリフトが、谷を見下ろす周囲の高峰へ、爽快な空中散歩に連れ出してくれます。
Attractions
Mountains of Caucasus