今回お世話になったGeorgian FF Clubのお二人と。
黒海の浜。海のない大都市モスクワに暮らす僕らには久々に感じる圧倒的解放感!しばし浜辺でのんびりと。
4歳になったチビ、そろそろ手ほどきの時期か?
今回は手のひらサイズの魚ばかりでしたが、良い状況ならばなら25cm前後の良型が混じるのだとか。ま、コ−カサスの鱒を釣るという今回の釣旅のテ−マとしては、15cmでも25cmでも大差はありません。
雨は上がり深い谷に陽が射しこむと、なんとも心地よい秋の空気。
上流部の渓相。山の向こうは側はトルコ。
夜は川辺のログハウス。質素なつくりでしたが、ロングドライブで疲れも溜まった体には平らな寝床さえあれば十分。降りしきる雨の音を聞きながら、ぐっすり眠ることができました。
来た道を今度は引き返し、トビリシに戻ったのはもう9時。翌早朝のフライトに備えてさっさと就寝、とすべきところですが、今回の旅行の締めくくりには、トビリシ名物の温泉へ。

この円形の屋根の中が予約制のお風呂になっていて、日本の銭湯と同じような、ゆったり湯船でくつろがせてもらえます。モスクワから僅か3時間のフライトで味わえる異国情緒と素晴らしい景色。鱒釣りと温泉。今度はもう少し暖かい時期に再訪してみたいと思います。




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気温は20度を超え、陽射しは肌に熱く、つい前日にみた雪と氷の世界がとても同じ国のものとは思えないほどです。路肩にはオレンジや柿の実がたわわに実り、ふと日本の秋が思い出される瞬間すらありました。
増水に加え、もう10月も後半という季節要因もあってか、魚の活性はいまひとつ。なんとか頑張って二人合わせて5匹の鱒を、小物ながら、キャッチすることができました。
この川への案内は、Georgian Flyfishing Club にお願いしました。フライという釣り方、C&Rという楽しみ方の浸透にご尽力されている団体です。トビリシからのドライブ、国立公園内に位置するこの川での釣り許可など、全てまとめて手配下さいました。

川を20qほど遡り、いよいよ今回狙いのフィ−ルドへ。思いのほか険しく、随所に巨岩が転がる手強い流れ。日本の川にいるような錯覚も覚えます。
ガイドの話によると川は増水中。このところの暖かい天候が災いし、毎日午後になると上流部の山で夕立が降っているためだだとか。この日も僕らが釣り初めてしばらくすると弱い雨が降り出し、やがて本降りになってきました。ゴアテクスを着込んで釣り続けましたが、水位の上昇と濁りは顕著。
黒海沿いを今度は南へ。目当ての川、Kintrishiはグルジアの南端、あと20qでトルコ領という国境地域を流れます。水は澄み流れは強く、上流域の山の豊かさが想像されます。

数が少なくフライで狙うには厳しいながら、黒海へ下り成長し、3s、4sに大型化して川を遡るシ−トラウトもいるのだそうです!黒海にもシ−トラウトがいるとは知りませんでした!
トビリシから東へ350km、4時間強のロングドライブを経て、ついに黒海の岸が見えてきました。路肩には鮮魚を売る露店が並んでいます。
Fishy Trips
Georgia in Oct '16 - 2