食べるのが勿体ない、かわいいナンが山積み。
最終日、夕方のフライトを待つ間、のんびり散策。この街の台所、オシュバザ−ルを見物。
9日間の試行錯誤、釣れない釣り旅を終え、戻ってきたビシュケク。さすが首都だけあってここは現代風の賑わい。レストランでちょっと贅沢な夕食を。
周囲に点在する石像群も、キルギスに似合う素朴な味わい。
約千年前、この地域を支配した遊牧民が残した数少ない遺跡、ブラナの塔。
広さは琵琶湖の9倍、イシク・クル湖。シベリアのバイカル湖に次ぐ世界二位の透明度を持つのだとか。
今度はイシク・クル湖北岸を、西へと走ります。左手に延々と並走する湖の景色。対岸奥には雪を頂いた峰々が夕焼けに色づいていきました。
バルクチの北、カザフスタンとの国境を流れるチョン・ケミン川。NZ南島を思わせる素晴らしい流れ。しかし、まったく反応得られず。今回の旅、これをもって釣りはおしまい。
東を天山山脈、南をヒマラヤとパミ−ル高原に囲まれたキルギスは基本的に乾燥した土地。高山に積もる雪が夏の間の水源、生命線とも言えます。
国民の多くは回教徒。モスクに似た霊廟が立ち並ぶ姿もイスラム世界の趣。
空振りの連続、釣り旅としては惨敗。キルギス人のお国自慢に振り回された格好。
が、まあそのおかげでこの土地を訪れ、キルギスという国を知り、美しい景色を目にすることができたとも言えます。総走行1,400km、素晴らしいドライブ旅行であった、ということにしておきますか。
- Back
その前に、温泉でゆっくり。さすがは山岳国、しっかり熱い温泉がなみなみと噴き出しています。のぼせたら、脇に流れる冷たい渓流で水風呂を楽しめるという贅沢。
そろそろ旅も終盤。ここまで東に走ったら、今度は西へ、ビシュケクへ向けて戻らねばなりません。
アフリカのものとは異なり、中央アジアには、フタコブラクダ。
湖の南岸を東へ丸一日走り、カラコルの街に到着。天山山脈への登山拠点であり、その向こうはもう中国。ここではロシア正教の三位一体教会も、独特の風合いがあります。
幹線道路以外はほとんどが未舗装路。この国でドライブ旅行するには四駆が必須です。
Kyrgyz in Sept '18 - 3
スカ−スカの奇岩群を散策。
キルギスの国旗の上に立つレ−ニン像。ロシアとは今も良好な関係を保っています。(そもそもキルギスという国がロシアと争うには小さすぎ、また直接国境を接していないことも、幸いしているのかもしれません)