ロシア料理の代表各、ボルシチは具が少ないことが多く案外盛り上がらないものですが、ここではトナカイ肉山盛りブッコミこれでもか!オカワリ無制限!!

しかし我々を最も驚かせたのはコチラ、ハンバ−グ。美味い!柔らかくジュ−シ−で、なんというか、とにかく美味い!『おかあちゃんのハンバ−グよりおいしい!』というみいちゃんの不用意な発言に不穏な空気が漂いましたが、いや、それは、、、その通り(^▽^;) 
全員安打を祝い、乾杯!
生態、外見からアメマス程度のファイトを想像していた僕ですが、それは良い方向に裏切られました。意外にスピ−ドがあり、何より格段に強い!同サイズ比較で5割増しと言っていいでしょう。

今回かなり苦労したこの魚、決して個体数が少ないわけではないのだそうです。カギは川の水量に拠る遡上タイミングと水温によって大きく左右される活性。もっと季節が進み9月後半になるとグレイリングは活性を落とし、代わりにチャ−が釣れ続く状況もあるのだとか。ただその頃は氷点下、雪の中のキャンプ生活を強いられることに。

大願成就、皆さんご心配おかけしました(^▽^;)
岩をキャンバスに創作活動にいそしむみいちゃん画伯と助手二名。

今回滞在中の気温は朝夕6℃、日中10℃ほど。小雨が降り、風が吹くこと多く、肌寒い毎日。が、そのおかげで蚊は既に皆無で快適に過ごすことができました。僕らの3週前、7月にでかけた友人は連日20℃超の夏日も、『息ができないほど』の蚊に悩まされたそうですから。
と思ってたら対岸ハム奥様、何やらハ−ドファイト。え、まさか?
4日目も上流域へ、但しここまでまだ釣っていない対岸、右岸側へと渡る計画。

サブガイドのDimaは大きな淵を渡るためのカヤックで漕ぎあがります。みいちゃん、カヤック便に同乗してラクチンコ−スで。
健康食ニ−ズの高まりを受け、都市部でもトナカイ肉は買えるのですが、それは成獣の肉、野生動物の匂いが若干気になります。一方ここでは二歳までの若獣を現地で一頭買い、その場で潰し、部位ごと適切な料理にしてくれますから美味いのも当然。

しかし動物捌くって大変だわ・・・ 流石はアウトドア派ロシア人、手際の良さに感服。



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この後やや小ぶり、50p強のチャ−を追加。
カヤックでの渡渉もちょっとしたイベント、楽しい一日となりました。
サ−モンによく似たチャ−は勿論、グレイリングも立派な食材。火を通すと平凡な白身魚ですが、皮付きブツ切りをお酢でマリネにすると、食欲減退な見た目とウラハラに、何コレ?メッチャ美味い( ゚Д゚)
お、、、おお、そうだ。
・・・よう判っとるやんか。
いつも通り崖の上を歩いてポイントへ向かう我々。眼下彼方にエッチラオッチラ、漕ぎあがってゆく二人の姿。いや、なんか、、ええなあ。
続けて今回最大寸、50pのグレイリング。

一方チビの創作活動も完成をみた様子。
ポインタ−を当ててご覧下さい。
Fishy Trips
Arctic in Aug '18 - 5
て、また釣っとるやん( ゚Д゚)

海から遡上したばかりか、美しいプラチナボディ。いや、そりゃ引くわ!
そしてついに、その時がやってきました。
おおっ、、、!突進凄い!これが、ア−クティックチャ−のファイトか!
この辺でキャンプの夜を盛り上げるNastchaのグルメ作品の数々をご紹介。

日本ほどではありませんがロシアでも米食は一般的。保存が効くのがキャンプでは助かります(写真はソバの実の御飯?ですが)。

メインディッシュは、地産地消、トナカイ肉。牛肉に近い食感、ステ−キでがっつり!