全長77cm、胴周り38cm、5s。
圧巻の魚体を前に、ヒザの震えが止まりません。しばし茫然・・・
ロシアを釣る、そのため(だけ)にロシア語を学び、調査研究してきた苦労、それがこの一本、今この瞬間に、報われた(T_T) 天にましますロシア正教の神よ、слава
богу!
6日目、朝食前の最後の釣りでハマちゃんも見事、二本目のチャ−を拿捕。これにて三名全員、本命複数安打(^O^)/
5日目、フルに釣りができるのは今日が最後。気合で早起き、朝食前、キャンプ近くの大きなプ−ルを釣ってみることに。
湿原ガタゴト4時間の戻り。
深夜行軍でないぶん、行きより随分楽でした。
検討から準備、書類手続きも含め膨大な手間を要した史上最大の作戦。アラスカ等と比較すると特筆に値する釣果ではありませんが、ロシア極北の自然に触れ、そこに暮らす人々を知り、束の間とはいえその世界を共有できたことは僕にとって大きな喜びです。泣き言いわず付きあってくれた妻子に感謝しつつ、2018年夏、完。
さ、つうことでハマちゃん、次どこ行くよ?
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帰路、Amdermaからのヘリが危うく欠航という顔面蒼白騒動もあったのですが、なんとか予定通り戻ってこれましたNaryanMar。
ツンドラで一週間を過ごした今となってはこの辺境の町が立派な文明社会に思えてきます。
何事もなくカバ−を終え、そろそろ朝食の時間、というその時、ついにドラマが!
ゴツン、、、鈍いアタリに軽くアワセを入れると、オ?オオオオオオ〜〜!?圧倒的トルクで引き出すライン、そしてバッキング!対岸まで到達してようやく突進をとめた明らかな大物、慎重なファイトでじりじりと寄せ、のたうつ丸太ン棒を、捕った!
捕ったぁああ!
さて帰るか!
って、ワンちゃん、アンタまでついて来とんのか!?
川を渡渉する都度肩車をしてきた5日間、
いやホントいい運動になりました。
Arctic in Aug '18 - 6
キャンプライフもこれにて終了。不便もあったものの、振り返るとイベント盛り沢山、楽しい一週間でした。
お世話してくれたAndrey、Nastcha、Dima。迎えに来てくれた戦車隊の皆さんと、アレ?いつの間にかまた来とるトナカイ兄さん、全員集合でチ−ムフォト。
朝食後、まだ行っていなかった下流域、2番のポイントへ。海から遡上する群れがあればまず溜まるポイントとのことですが、残念ながら魚影は見られず。風が強まってきたのを見て早めに撤収。
本当は最下流、1番を見たかったのですが、なにぶんシロクマの巣窟とのことで断念。
文明社会帰還を祝い、Timanで祝勝会!
今回の旅行顛末、動画にまとめました。
釣りシ−ン僅かですがご興味あれば。