満足したか?と言えば、否。しかし良い釣り旅だったか、と問われれば、ええ、それは間違いなく。渋い状況にも心折ることなく、ポジティブに釣り続けてくれた友人達、サポ−トしてくれたAnatolyとPashaのおかげです。
じゃあまた来年行くか!と誘われたら、
う〜ん、ちょっと考えさせてよね (''ω'')
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思うところあり、シングルハンドで岸際の早瀬をカバ−していたこの日のハマちゃん、ついに歓喜の瞬間を迎えました。初のアトランティックサ−モン、おめでとう!!!
しかしこれでサ−モンを追う修羅の道から抜け出せんようになりそうね・・・(-_-;)
通常サ−モンの釣りに青空はマイナス要素。ただ今回のように低水温、高水位、そもそも活性が極めて低い状況においては、空模様云々の影響は無さそうです。太陽が射せば水温は上がり、我々冷たい流れに立ちこむ釣り人には有難いもの。また何より、真っ青な空をバックに記念の一枚が撮れるってのが、いいじゃないですか!
アザラシ様のお導きか、水温上昇が活性を高めてくれたのか、この日は僕にも二本のサ−モンが釣れてくれました。うち一本は昨秋川に遡った居残り組、まるでブラウントラウトのような体色が美しい個体でした。
いよいよ来るか、アザラシ旋風、、、
皆で終日振り倒し戦果は、この日も一本だけ。アザラシども、自分達だけで喰い散らかしとるんではあるまいな!?
僅か一週間の滞在の間に、川は一気に冬から春へ姿を変えました。岸辺を埋めていた氷塊は消え、表層の水温は10度に届くまでに。極北の春、そして短い夏の始まりです。
ここから一気に爆釣モ−ドに、とはならず。耐えて耐えてついに掛け、しかしバラす、ティップ切る、ロッド折る、、、スム−ズにいかない今年のVarzugaでしたがなんとか皆一本ずつ追加して『自己研鑽』やり抜きました。
動画まとめはコチラに。
しかしまあ、『一本捕る』ということの偉大さよ・・・
皆の頑張りと、応えてくれた魚達のおかげで、本当にいい乾杯ができました。おおっ、そういえば頭上には大きな青空、見事なヴァルツガ晴れじゃない!!
丸四日、、、 手抜き一切ナシで全力四日を戦い抜いた後の5日目朝にしてついに、目前に迫った一本をバラした落胆、それは大変なものでした。
が、なんとその一時間後、大将再びヒット!そして今度は見事、捕った!! しかも今回仲間内最大寸、この川としてはトロフィ−サイズと言える78cm!これを捕った時の安堵は、ネット係の僕まで震えが来るほどでした ( ;∀;) おめでとう、感動したっ(ToT)/
5日目の釣り。
連日の好天、気温上昇を受け、岸の氷塊もこの頃までには随分と小さくなってきました。日中の気温は20度に届く陽気。朝、釣り場に着いてまず最初の仕事は、氷室にビ−ルを収めることです。
4日目の釣り。
宿の主人Anatolyによると、『川にアザラシが来てる』それは『サ−モンの群れが入ってきたのを示す良い兆し』であるとのこと。
ロシア語の『アザラシ』が僕に通じないのをみてササッと描いてくれた絵。結構うまいやんAnatoly。
Varzuga in June '17 - 2
大興奮の記念撮影を終え、感動の余韻を引きずりつつ自分の持ち場へ歩いていくと、
おおおおっ!?ハマちゃん!?
ハマちゃんも釣ってるやんっ!!(゜◇゜)
するとその時、いつものポイントで釣り始めていたマイクパパにヒット!慌てて駆けつける我々工兵隊の前で、大きなサ−モンと白熱のファイトを演じてくれます!いつもならばバ〜ラ〜セ♪コ−ルで盛り上げる僕もこの状況下では余裕無し!ここは捕ってくれ、頼む、この一本で楽になってくれ!つうか捕られてやってくれ!写真撮ったらすぐ逃がしてやるから、そんなイヤイヤせんと、オッサンにちょっとだけ抱かれてやってくれええ〜!
と悲痛な思い念じてたら、あとちょっとのとこで、バレた・・ マジか・・・ (゜o゜)