レベルを上げたなTaurerwirt!
料理も、お値段も!
情操教育の一環?
午後には雪代が入り、魚の気配も見られず。昔ニジマスを釣った河原、その記憶の中を歩いてみました。
午後の気温は30c近くまで上がり、夏を感じるほど。木陰を見つけてゆったり昼食。
翌日は山歩き。短いながら、久々のKalsを満喫できた滞在でした。
記憶の通り男性的で力強い流れ。それを囲む雄々しい岩峰の数々と箱庭のようなKalsの村。どうかそのままで、またいつか。
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交互に半日、二人であわせて10匹少々でしたが、大いに満足のいく時間でした。
Christophの勧めに従いKalsの村から幾分下流へ、比較的平坦な流れから釣り始めることに。
水温は8c、冷たさがウェ−ダ−越しに刺してきますが、魚達は元気。崖下に分流した細い流れにドライを落とすと、さっそく元気な鱒達が。
昔のようには集中させてもらえませんが。
記憶ではニジの多かったこの川。区間が異なることもあってか、今回のお相手は全てブラウン。僕らにとっては嬉しいことです。平均30cm、大きいもので40cm程。3番ロッドで楽しむ愉悦!
The 3rd visit - June '18
13年振りの再訪、なんともこみ上げるものがあります。僕らが現在暮らすモスクワからミュンヘンへは僅か3時間のフライト。赴任以来ロシア国内の釣りを優先して丸二年を過ごしましたが、そろそろ自分にご褒美をあげても良い頃でしょう。
思い出あふれるオ−ストリ−、僅か9日の休暇をどう使うか大いに悩みましたが、まずはこの国最高峰グロ−スグロックナ−へのご挨拶も含め、Kalsで二泊三日の滞在を。
岩峰立ち上がる村はずれ、Hotel Taurerwirtは記憶のままに僕らを迎えてくれました。
はやる心を抑え、まずはSankt Georgkircheへ再訪のご挨拶。
6月の陽光に輝く流れは峻烈で、見ているだけで心まで洗われそうです。
ただ初夏6月のこの時期、好天の日は決まって午後には氷河の雪解けで川は濁りで釣りづらくなるもの。さ、こうしちゃおれん!
コ−カサスの小国ジョ−ジアの国名にもつながる聖人、St. George。大蛇を退治するその姿は共通するモチ−フです。さらにいえば、ヤマタノオロチ伝説にも重なるものが。
僕が愛してやまないこのチャペル。帰ってこれたことに感謝。
残念だったのはTaurerwirtの親父、Peterが既に亡くなっていたこと。救いは息子さんのChristophが後を継ぎ、宿をさらに立派に改築し盛り立てていること。
熱心なFlyfisherでもあるChristophによると、本流Kalsbachは2017年8月の大雨で大きな被害があり、当面釣りは期待できないだろうとのこと。事前の問い合わせでもそう伝えられたのですが、釣果はともかく、そこに立つことに意味がある川もあるんです。