- ニジマス編
- 川カラフト編
- アメマス編
- 海カラフト編
- シロザケ編
涼やかな夜風に響く花火の音。

やっぱり日本の夏が一番、
なんて思ってみたりする帯広の夜・・・。





夏の北海道 2へ





 

朝食を終え、野営場のすぐそばを流れるトムラウシ川を釣りあがります。源流域にあたるこの区間では流れも細く、7ft2番の竿でテンポよく叩き上がり。
魚のサイズもワンランクアップ。30cm弱のニジマスが楽しませでくれます。ただ、その壁を超える魚は気配もなく、しばらくすると集中力も途切れがちに。40cm級が出てもおかしくない渓相なんだけどなあ?
小一時間で満足。違う釣り味を求めて、同じ川の中流域へと移動してみました。

川幅が10m前後に広がったあたりで再度入渓。今度は8.3ft3番の竿で、のびのびと振れそうです。
道南を巡った昨夏とは趣向を変えて今回は道央十勝から道東を巡る旅程としました。小樽で一泊したあとの二日目、まず立ち寄ったのは富良野のワイナリ−。
ということで早めに撤収。富良野で買い込んできた土地の野菜とジンギスカンでバ−ベQの昼食を盛大に執り行いました。
お相手してくれるのはオショロコマ。魚影はすこぶる濃く、20cm強の良型揃い。爽快な釣り。
トムラウシ温泉で汗を流した後は、お待ちかね、酒宴の時間。

毎年のことですが、このビ−ルを開けると北海道に来たことを実感します。
冷涼な気候と夏の豊富な日射しに支えられ、ここでは白ワインのみならず赤までも生産されています。北海道といえばまず思い浮かぶのはビ−ルですが、たまには上品な葡萄の風味に酔ってみるのも楽しそう。
夏本番。暑気が我慢の限界に達するころ、
救いの手をさしのべてくれるのがお盆休み。

昨今の円高を利用してカナダあたりに出かけようかとも思ってみたものの、お盆の航空券のヤクザな高さに意気消沈。今年も北海道で手を打つこととしました。

荷物満載の車で家を出発、そのまま北海道に走りだせるのは船旅ならではの魅力です。
酔い覚ましの昼寝から目覚めると、あたりはそろそろ夕暮れの気配。あわててこの日の宿がある帯広の街へ走りました。

この地方では盛夏のお盆に七夕を祝う習慣なのだそう。繁華街にはたくさんの夜店が並び、楽しい雰囲気。
Fishy Trips
'10 夏の北海道 - 1
トムラウシ野営場の朝。ヒグマの多い地域でもあり若干の不安はありましたが、しこたま飲んでしまえば後は気遣い無用。ぐっすり安眠。
十勝でのお楽しみは大雪山から流れだす渓流での釣り。ワイナリ−と富良野の町で長居してしまった僕ら、落ちる陽にせかされながらトムラウシ登山口へ。

盛夏とはいえ北海道の山、日が傾くと気温は急激に下がり、川面にはうっすらと霧が流れて幻想的な雰囲気。